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Supermicro、屋外用エッジシステムである IP65 セルタワー導入の新しいカテゴリ、5G Telco、インテリジェント・エッジ、ストリーミングサーバーを発表

高耐久サーバーは標準の x86 プラットフォームをタワー対応のフォームファクタで活用し、データセンタークラスのパフォーマンスを 5G 無線アクセスネットワーク(RAN)およびエッジに提供

米国で 2020年3月4日 (現地時間)— エンタープライズコンピューティング、ストレージ、ネットワークソリューション、グリーンコンピューティング技術の世界的リーダー、Super Micro Computer, Inc.(NASDAQ:SMCI、以下 Supermicro)は本日、インテル Xeon D プロセッサーおよび第2世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサーと幅広い構成オプションを搭載し、5G 無線アクセスネットワーク(RAN)、AI 推論、その他インテリジェント・エッジアプリケーション向けの屋外用エッジシステム IP65 準拠エンクロージャー構成サーバーを業界で初めて提供することを発表しました。これらの新しいシステムは、過酷な屋外環境に最適で、オープンソースソフトウェアとハードウェア分離が進む業界トレンドを支援します。

Supermicro の社長兼最高経営責任者 (CEO) であるチャールズ・リアン(Charles Liang)は、次のように述べています。「Supermicro の高度に構成可能な屋外用の SuperServer は、業界の競合他社に対抗する、前例のない新しい導入オプションをデータセンターと通信事業者に提供します。これらのソリューションは、総所有コスト (TCO) の削減を実現する高性能で効率的な IT ソリューションとして、Supermicro の市場リーダーシップを今後も牽引していきます。」

CPU オプションに加え、Supermicro の新システムでは、機能拡張のために 3 つの PCI-E スロットと併せて、最新の FPGA と GPUアクセラレーションを利用しています。これは、GPU カードを介したエッジでの強化されたリアルタイムな AI 推論や、5G RANソフトウェアへの対応、FPGA アクセラレータカードでのオープンスタンダードのサイト間通信のサポートに不可欠です。SSD、M.2、および EDSFF ストレージ機能により、これらの高耐久サーバーは、キャッシュ化されたメディアコンテンツをローカルに配信したり、ビデオ監視やその他の機密データを保存したりすることもできます。

Supermicro の Building Block Solutions® を基盤として、これらの 5G システムはさまざまなプロセッサーとメモリの組み合わせで構成できるため、お客様はソリューションをカスタマイズして、データセンターで行っていたリモート管理をインテリジェント・エッジに移行することができます。Supermicro は、Kubernetes をはじめ、一般的な仮想化ソフトウェアや最適化されたコンテナソフトウェアでも豊富な経験を持ち、効率的な相互作用を促進します。また、NGC-Ready for Edge のサーバーを複数擁しており、パブリックネットワークとプライベートネットワーク全体に AI 機能を拡張できます。

Supermicro は、プロプライエタリではないハードウェアプラットフォームへ移行する業界トレンドと、標準化されたシステムインターフェイスの採用増加に対応しています。Supermicro の O-RAN Alliance への参加は、4G から 5G ネットワークへの進化のために、クラウドネイティブでオープンな 5G RAN アーキテクチャーを推進する取り組みをサポートします。O-RAN Alliance に参加して以来、Supermicro は大手通信事業者やソフトウェアスタックプロバイダー数社とリファレンスソリューションを開発してきました。このコンパクトなポールマウント型ソリューションにより、実質スペースを使うことなく適応性のある 5G ネットワークを迅速に展開できます。

これらの堅牢なサーバーは、2019 年に提供開始した E403-9P-FN2T および 1019P-FHN2T システムを含む、Supermicro の包括的な 5G およびエッジコンピューティングポートフォリオを基盤としており、マルチノードの BigTwin™ や高密度の SuperBlade® など、データセンター向けの高パフォーマンス製品を補完します。それにより MicroBlade™ は、仮想化された 5G ネットワークコアをサポートすることができます。