Red Hat OpenStack Platform は、企業がプライベートクラウドを導入、拡張、管理するためのオープンな基盤を提供します。
Supermicro と Red Hat OpenStack Platform のソリューションは、Red Hat OpenStack Platform のテクノロジーと、Supermicro が製造する業界トップクラスのコンピュータ、ストレージ、ネットワークシステムを組み合わせ、プライベート、ハイブリッド、パブリックIaaS クラウド環境を構築するための基盤を提供します。本ソリューションは、クラウド対応のワークロードを実行するための、高い拡張性と耐障害性を備えた本番環境で運用可能なターンキープラットフォームを実現します。
Supermicro と Red Hat OpenStack Platform のソリューションは、安全かつ信頼性が高く、サポートも充実したオペレーティングシステム Red Hat® Enterprise Linux® を基盤として構築されています。さらに、Red Hat Ansible® Automation、Red Hat Satellite、Red Hat Ceph® Storageといった他のRed Hat製品との統合により、その機能はさらに強化されています。また、Supermicro と Red Hat OpenStack Platform のソリューションは、Red Hat OpenShift® Container Platform(ハイブリッドクラウドやマルチクラウド環境全体で一貫してコンテナベースのアプリケーションを構築、デプロイ、管理するためのプラットフォーム)を活用したPaaS(Platform-as-a-Service)導入の理想的な基盤ともなります。
Supermicro と Red Hat OpenStack Platform のソリューションは、高密度のコンピュータとストレージプラットフォームを統合し、最高のパフォーマンスとスケーラビリティを実現します。本ソリューションは、インテル プロセッサー、高性能NVMe、25Gネットワークを活用しています。スケールアウト・アーキテクチャにより、ダウンタイムや複雑な手順を伴うことなく、需要のピークに合わせてクラウド環境全体で容量を動的に拡張することが可能です。

Red Hat OpenStack Platform
Red Hat OpenStack Platform は、エンタープライズ向けに安定化した、業界をリードするオープンソース・クラウド・インフラストラクチャ・プロジェクトです。
Red Hat® OpenStack® Platform は、業界標準のハードウェアリソースを仮想化し、それらをクラウドとして構成・管理することで、ユーザーが必要な時に必要なリソースにアクセスできるようにするクラウドコンピューティング・プラットフォームです。
Red Hat® OpenStack® Platform は、コミュニティ主導のオープンなイノベーションと、エンタープライズレベルの規模や信頼性を融合させたソリューションです。柔軟かつ拡張性に優れ、実績のあるOpenStackプライベートクラウド上で、差別化された新しいアプリケーションやサービスを企業が提供できるよう支援します。本プラットフォームは、運用管理、プラットフォームのライフサイクル管理、信頼性・可用性・パフォーマンス、セキュリティとコンプライアンス、そして統合といった領域において、重要なメリットをもたらします。
Supermicro Red Hat® OpenStack ソリューションの利点
- 完全統合、事前設定済み、完全テスト済み
- Red Hatとの共同開発により、Supermicroは、完全に検証、構成、最適化された、コンピュート、ストレージ、ネットワーキングを備えた、本番環境に対応したターンキーOpenStackソリューションを提供しています。
- スケールアウトアーキテクチャによる高密度・高性能
- 高密度コンピューティングと大容量メモリーに対応する2U BigTwin、大容量かつディスクI/O性能を強化した1Uストレージサーバー(3.5インチHDD×12+NVMe×4)、広帯域幅と拡張性を実現する25GbEネットワーク。
- 信頼性と安全性を備えたクラウド基盤
- Red Hat Enterprise Linux をベースに、Security-Enhanced Linux(SELinux)などの主要なセキュリティ機能を備えています。
- 迅速な展開と統合されたライフサイクル管理
- 迅速なデプロイを実現する、統合型 Red Hat OpenStack Platform Director に加え、ユーザー単位のリソースクォータ管理、使用状況の監視、財務的なチャージバック(費用配分)を行う Red Hat CloudForms® を備えています。これにより、セキュリティ、パフォーマンス、予算を犠牲にすることなく、顧客の要求に数週間や数日ではなく、数時間や数分で対応することが可能になります。
- 自動更新、アップグレードプロセス
- Red Hat OpenStack Platform Director と Red Hat Ansible Automation を統合することで、ダウンタイムなしでのシームレスなパッチ更新、バージョンアップ、デプロイ後の設定変更が可能になります。
- 本番環境に対応した、拡張性の高いクラウドストレージ
- Red Hat OpenStack Platform と Red Hat Ceph Storage を組み合わせることで、クラウドのパフォーマンスが向上する、オブジェクト、ブロック、ファイルストレージを実現できます。
Supermicro Red Hat OpenStack対応サーバープラットフォーム ソリューションアーキテクチャ

Supermicro Red Hat OpenStack リファレンスアーキテクチャ構成
Supermicro の Red Hat OpenStack リファレンスアーキテクチャには、小規模、中規模、大規模という、用途に応じた3つの構成オプションが用意されています。「Red Hat OpenStack Ready Server Platform」をベースとしたこれらのスターターキットにより、ユーザーは単一のアーキテクチャ(コンピュート、ネットワーク、ストレージを含む)上で、従来型アプリケーションとクラウドネイティブアプリケーションの双方に最適化されたリソースを活用しながら、インフラを拡張することが可能になります。

| 小規模 | 中規模 | 大規模 | |
|---|---|---|---|
| モデルSKU | SRS-OPNSTK-RHAT-S1 | SRS-OPNSTK-RHAT-M1 | SRS-OPNSTK-RHAT-L1 |
| コントローラーノード # | 3 | 3 | 3 |
| コンピュートノード # | 4 | 8 | 24 |
| ストレージノード # | 3 | 9 | 15 |
| 合計コア数 | 448 | 672 | 1344 |
| 合計メモリー (GB) | 4096 | 6144 | 12288 |
| 合計ストレージ容量 (TB) | 288 | 768 | 1152 |
| 推定VM容量 | 800* | 1200* | 2400* |
| ネットワーク | 1x SSE-G3648BR 2x SSE-C3632SR | 2x SSE-G3648BR 2x SSE-C3632SR | 2x SSE-G3648BR 4x SSE-C3632SR |
| ラックキャビネット | 42U | 42U | 42U |
| PDU | 2x 8.6kW | 2x 12.5kW | 2x 12.5kW |