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Supermicro、NEBSレベル3認証を取得した 「2U Ultra-Eショートデプス」サーバーを発表

サーバーポートフォリオの拡充により、データセンターの計算能力をテレコム向けエッジに提供: 負荷の高いワークロードの処理、NEBS準拠、フリーエアクーリング、AC/DC電源オプション

カリフォルニア州サンノゼ、2020 年 10 月 22 日 -- Super Micro Computer, Inc. (Nasdaq: SMCI) は、エンタープライズコンピューティング、ストレージ、ネットワークソリューション、グリーンコンピューティングテクノロジーのグローバルリーダーです。同社は、市場をリードしているデータセンターサーバー 機能を、世界各国の 5G、通信、エッジでの高速化ワークロード向けに提供しています。そしてこのたび、Supermicro が拡充を続ける NEBS(Network Equipment Building System)レベル 3 認定サーバー製品ラインナップに、新しく「2U Ultra-Eショートデプス」サーバーを追加しました。これにより、従来データセンターに設置されていた業界標準でオープンサーバーの計算能力を通信やその他エッジアプリケーションへ展開、運用することができます。

Supermicroは、エッジからクラウドまで、インテリジェントでシームレスな接続を可能にする、強力かつ豊富な機能を備えたシステムを通じて、通信業界に変化をもたらしています。Supermicro の Ultra 製品ラインナップは、柔軟性に優れパワフルなコンピューティングをお客様に提供し、オール NVMe、ハイブリッドストレージ、低遅延の最適化、幅広い種類のネットワーク、革新的な省スペースの Ultra ライザーカードを含む拡張性など、最高クラスの機能を誇るカスタマイズ可能なオプションを有する多彩な製品のひとつです。

Supermicro の社長兼最高責任者(CEO)であるチャールズ・リアン(Charles Liang)は次のように述べています。「Supermicro が提供する業界標準のエッジインフラストラクチャ向けサーバーテクノロジーの計算能力に対する需要はますます高まっています。当社の Ultra SuperServer は、エッジアプリケーションに最適です。2U Ultra-E ショートデプスサーバーは、GPUやFPGAのサポートなどの拡張機能および、より高速なパフォーマンスを提供します。また、消費電力削減が求められている 5G や通信アプリケーションでの幅広いワークロード向けに最適化されており、さらに NEBS 認証を取得しています。」

本日発表された 2U Ultra-E ショートデプスサーバーは、エッジ・マイクロデータセンターを対象としており、最大 205 ワット TDP のデュアル第2世代インテル Xeon スケーラブル・プロセッサーを搭載しています。同製品は、奥行き57.4センチメートルのコンパクトな筐体に、フロントにホットスワップドライブ、ファンモジュールを備えています。また、24 DIMMスロットで最大 6TB の DDR4 メモリーに対応し、ネットワーク、GPU、FPGA を自由に選択できる 8 つの PCI-E 3.0 拡張スロットを装備しています。このシステムの柔軟性とさまざまな構成オプションにより、データセンターやエッジインフラストラクチャ最新化をサポートします。Ultra-E NEBS レベル3バージョンは、AC またはDC電源のいずれかを選択できます。

ショートデプスシステム、NEBS 準拠、DC 電源オプションを通して、Supermicro は通信業界への取り組みを続けていきます。同時に、Supermicro は業界をリードする5Gや通信ソフトウェアプロバイダーとの連携を重ね、より充実したソリューションを提供します。新しいインフラストラクチャの構築に向けた市販(COTS)サーバーを必要としているお客様のために、Supermicroは、O-RAN などの標準化団体とオープンスタンダードに取り組んでいます。