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Supermicroがシリコンバレー初の3メガワット・クリーンエネルギーの自動ラック統合施設を開設

クラウド・スケール・ソリューションに対する高い需要が、新しい60ラック・バーンイン施設、ラック・スケール管理、高性能ネットワーキング製品を備え、月間能力600ラックを追加するSupermicroのラック統合の拡大を推進

エンタープライズコンピューティング、ストレージ、ネットワーキングソリューション、グリーンコンピューティング・テクノロジーのグローバルリーダーであるSuper Micro Computer, Inc.(スーパーマイクロ・コンピュータ、NASDAQ: SMCI)は25日、ロボティック無人搬送車(AGV)を完備して大規模データセンター投資のプロセス、配送、展開を促進するシリコンバレー初のクリーン燃料電池エネルギーの自動60ラック・バーンイン施設によって、同社がラック統合能力を大幅に増加したと発表した。

 

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https://mma.prnewswire.com/media/633284/Super_Micro_Computer_Inc_60_Rack_Burn_in_Facility.jpg

 

Supermicroのシリコンバレー本社にある世界最大のクリーンエネルギー自動ラック統合施設の1つである最新の製造センターが全面稼働し、Supermicroのラック容量を月間600ラック増加させている。大規模データセンター展開にとって最適である最新の高度な3メガワット・クリーン燃料電池エネルギーの統合施設で、同社は1棟の中で在庫、サーバー統合、ラック統合を実現することによって単一の場所で60のラックを同時にバーンインすることが可能になる。

 

クリーンな燃料電池ベース・エネルギーは汚染を最小限に抑えることで、より高い運用効率に加え、よりクリーンで安全な作業環境を生み出す。この最先端施設はクリーンな燃料電池ベース電源を現場で発電し、二酸化炭素排出量を大幅に軽減するとともに、予測エネルギーコストを10年間で800万ドル削減する。3メガワットのBloomエナジーサーバーは施設のエネルギー負荷をサポートし、送電障害時に一般電源の停電の影響を最小限に抑え、重要な運用を維持するように設定されている。従来の電源と比較して、この燃料電池はいろいろな意味で向上した持続可能性の恩恵を提供する。それらは高効率、温室効果ガス排出軽減、最少の大気汚染物質、低い水利用である。

 

Supermicroのチャールズ・リアン社長兼最高経営責任者(CEO)は「当社のデータセンター事業は成長を続けており、われわれは投資を拡大し、Supermicro200万平方フィートの施設を抱えるシリコンバレー構内でエンタープライズ、データセンター、クラウド顧客にフルサービスを提供できる生産設備と能力を備えることを確保する。Supermicroは昨年、120万のユニットを世界に出荷しており、この最新の最先端クリーンエネルギー施設は当社のラック容量を月間600ラック増加させ、最新のオートメーションおよびロボティック技術を実装してラック統合プロセスを促進させることになる。データセンター顧客は大規模展開に向け、当社の広範な業界トップの革新的なサーバー、ストレージ、ネットワーキング製品の中から選択することができ、Supermicroは顧客に効率的に納入することができる」と語った。

 

新しいラック統合施設の主要なオートメーション要因はロボティックの実装である。AGVを使ってアセンブリーラインからバーンインチェンバーまでラックを輸送することで、プロセスの効率を向上させ、コストを節約し、潜在的な安全性に対する懸念を軽減する。最新のラック統合センターのその他の重要機能はL11 Cluster Test Automationである。Supermicroラックに関する詳細はウェブサイトhttp://www.supermicro.com/products/rack/index.cfm を参照。

 

Supermicro Rack Scale DesignRSD)は、多くのデータセンター顧客が実装するもう1つのテクノロジーである。インテル(R)ラック・スケール・デザイン(RSD)に基づくSupermicro RSDは、さまざまなベンダーと複数のサーバー世代にわたって一貫性を保つ業界標準の最新Redfish Restful APIによって、分散型のサーバー、ストレージ、ネットワーキングのラックを管理する。最新バージョンであるSupermicro RSD 2.1は大幅に向上したデータセンター効率、向上した利用、より低いコストのために高性能、高密度、分散のNVMeストレージをサポートする。

 

データセンター・リソースをスケールアップする従来の方法は、固定化されたコンピューティング、ネットワーキング、ストレージ比率でサーバーノードの増設を含むことがよくある。これらのリソースのライフサイクルが異なるため、サーバーノード全体の大規模アップグレードは貴重な投資の早期退役と不十分な活用につながることがよくある。Supermicroのリソース節約の分散型NVMeストレージソリューションがより効率的で柔軟なハイパースケール・データセンター構築を望む顧客にとって重要なのはこのためである。詳細については、このSupermicro RSD 2.1リソース節約ビデオhttps://www.youtube.com/watch?v=84AL3V4HuJ4 の閲覧を。またSupermicro RSDの詳細はウェブサイトhttp://www.supermicro.com/solutions/SRSD.cfm を参照。

 

Supermicroの最新25Gトップオブラック(ToREthernetスイッチはネットワーキングにとって人気のある選択肢になっている。10Gスイッチよりもコスト効率に優れたこれらの最新25Gスイッチは、シームレスにダウンシフトして10Gネットワーキングを提供することができる。さらに25Gスイッチは多数のアップリンク帯域に6基の100Gアップリンク・ポートを提供する。Supermicroネットワーキングソリューションの詳細はウェブサイトhttp://www.supermicro.com/products/nfo/networking.cfm を参照。